夢の北川鮎釣り

かっぱの楽校　生き物講座61

毎年、北川の下流部の柳瀬川には無数の鮎が遡上しています。あまり知られていないようですが、清瀬市内の柳瀬川では、多くのご近所釣り師がサンダル履きの気軽な鮎釣りを楽しんでいます。

新河岸川との合流点では、砂質の川底ですが、その水質の良さを選んでか遡上魚がのぼってきます。遡上魚（海から川へ上って来る魚）は、鮎の他、マルタウグイ、ボラ、モクズカニなどを見かけます。まさに生きている川の証しですね！そこで、今年の9月に僕も、柳瀬川での鮎釣りに挑戦してみました。鮎釣りは囮鮎を使った友釣りが有名ですが、ここでは疑似針を使った釣りでやってみました。結果は写真の通り。楽しめました。

この柳瀬川は、数か所の落差工などの障害物がありますが、少しずつ魚の遡上の為に改善されているようで、増水時を利用して魚達は川をさかのぼっているのが観察できます。僕はまだ確認していませんが、この川の上流にあたる東村山市内の北川にまで鮎はのぼってきているのでしょうか？いつかは東村山市内でも、沢山の鮎がみられる日が来るのが楽しみですね！（中谷）