チョウゲンボウとカラス

かっぱの楽校　生き物講座1

バロン宮本の連載は前回でおしまいにし、今回から、生き物や川の不思議話などを紹介する「かっばの楽校」を新しくスタートします。子供から大人までが楽しめる内容にしたいと思います。今回は生き物の先生「ビー永島」の登場、登場！

北川や北山公園のような水辺、八国山のような雑木林にはいろんな生き物が住んでいます。そこでこれらの生き物についてシリーズで紹介します。

第2回の「かっぱウオーク」では、川やその周辺で多くの鳥達を見ることができました。なかでもみんながおどろいたのは、柳瀬川を歩いていたときに、まるでテレビ番組のように烏のバトルが見られたことです。バトルをくりひろげていたのは、どこでもわがもの顔のカラスと、烏の王者ワシ・タカの仲間のチョウゲンボウという鳥です。チョウゲンボウはカラスよりひとまわり小さいのですが、小鳥などの小動物をおそって食べる鳥です。このときは、いたずらをしかけるカラスを空中戦で追いかけ回し、撃退しているのがみんなの目の前で見られました。自然の豊かな川の周囲では、このような鳥達の生活を垣間見ることができるのです。（ビー永島）